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春日神社(かすがじんじゃ)は大阪府泉南郡田尻町にある神社。 境内には日露戦争出征者碑や神馬がある。なお、この神馬は太平洋戦争中に持ち去られてしまい、戦後に作り直されたが台座と本体が分かれている。道を挟んで向かい側に児童公園があり、この神社とともにこの地域のこども達の遊び場となっている。 == 概要 == 明治3年(1870年)に神社境内に吉見藩の陣屋が置かれた。遠藤氏は近江国三上藩から移ってきたが、翌年の廃藩置県により吉見藩は廃藩。遠藤氏とその家臣の多くは近江へ戻っていき、建物も破却された。よって、現在の春日神社に遺構は残っていない。 また、日本でも珍しい「玉ねぎ顕彰碑」(地元では、「玉ねぎの碑」と呼んでいる)がある。明治時代の後半にこの地にタマネギ栽培が伝わった。これにより田尻町は日本でもっとも早くタマネギを栽培し始め、今でも米の裏作として『泉州玉ねぎ』という品種を栽培している。この栽培技術を伝えた人たちをたたえるためにこの碑は建てられた。なお、この「玉ねぎ顕彰碑」は府道250号線から見ることができる。
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